読書的日記

さくら剛さんの『感じる科学』を立ち読み。
さくら剛さんの旅行記シリーズなら読んだ事があるのですが……。
ちなみに『化学』と『科学』の違いはみんな分かるよね! 化学はあれだよ、理系の受験用教科だよ( 化学2まで習ったはずが、有機系の初歩で躓いた記憶がぼんやりあります。物理よりマシだがな!進学校とはいえ平均点10点代(14点だっけ)のテスト出すとか狂ってやがる。みんな最初の設問の(1)〜(3)くらいまでしか解けないよ!……ちなみに私は11点でしたが、クラスに一人だけ飛びぬけて高得点叩き出したやつがいてだな……。
彼女は休み時間に漫画を書いていて、専門のところにんだという噂があります。オタク趣味な私は是非彼女とお近づきになりたかったので、何回か話しかけてみたりしたのですが……コミュ障でKYなんで……あはは(ちょっと遠い目)
 
……本の話に戻して。『感じる科学』は平台に陳列されていた時にちょっと気になりつつも。
パンツを見るのにブラックホールってなんだよ!
と表紙につっこむ程度だったのですが、今回ちゃんと最後まで読んでみた。
……いつもの旅行記系とあんま変わらない文体だと?! そこそこ真面目だと思ったのに。
で、内容は。
『高速に近い速度(亜高速)で走る物体は進行方向に縮む。だからダックスフンドが亜高速で移動すると普通の犬に見える』
『マ○コデラックスの脂肪をぜんぶエネルギーに変えると原爆20万発分になる』
『前を歩く女性のミニスカの中を覗くには自分の前に地球の質量の6倍のブラックホールを置けばいい。光が歪んでパンツが見える(ただし見るか見ないかのうちに粉々になって地球ごと吸い込まれる)』
……ダックスフンド胴長だから可愛いんだよ!(猫好きだが、犬ならダックス派らしい) それは置いといて、このようにエスプリとネタに富みまくった内容でしたが、物理分かんない私にも分かり易く興味深い内容でした。ちょっと賢くなっ……た気がしないのは何故だろう。柳田さんの『空想科学読本』を読んだ時と何だか感覚が似ているような……口笛が遠くまで聞こえるのはハイジが高いところにいるからだよ!
『感じる科学』は『科学の勉強用』ではなく、科学の面白いところを抜き出した『科学に興味を持つための本』なので、元から知識のある方向けではないですね。
楽しく読めましたが、だからとって私が科学を勉強する気になったかというと………。
昔は数学がちょう苦手でしたが、その後わりと克服したんで今なら物理いけるかもしれないと思いつつもさっぱり勉強する気にらならないぜ★(