悪夢の妖怪村プレイ後記

「悪夢の妖怪村」
DSiウェア
・価格:200ポイント
・過去発売された脱出ゲームブックをウェア化したもの。
・実はCERO『C』←
 
◆感想◆
縦持ちゲームとしては初めてのプレイ。タッチペンでページをめくるよ! 最初は戸惑ったけど慣れたら本を読んでる感じになってきました。要は慣れ。
対象年齢の名に恥じず(?)、死にまくりました。岩に潰され斧で頭をかち割られ毒死し溺死し(略)、クリアまで何度死んだことか……まさに「死んでクリアしろ」を地でいくゲームでした。
死ぬ度にヒントが解放され、「チェックポイント」が出来、途中セーブもできる為、死ねばそのうちクリア方法が分かる親切仕様でした。ただ、死ぬ度に強制的にヒントが現れる仕様は「ヒントなしでクリアしたい」場合には厄介かもしれない。
私の場合はヒントの前にそのヒントに関連したことはやっていたので、ヒントはあまり役にたってはいませんが。
クリア後も「結末コンプリート」というやり込み要素かもしれないものがあるのですが、結末のうち298個くらいが死亡(又は限りなく死亡)ルートというオチ。うわぁ、あんまり集めたくない…w
小説だけどゲーム的で読みやすく、ゲーム的だけど小説としてもしっかり成り立っていて、登場する妖怪や死亡方法は何でもアリだけど、複線の張り方やクリアまでのルートなどは矛盾なくしっかりしていたように感じました。選択肢を選ぶ度に緊張させられるのもいいところ。
なかなか面白かったです。
こうやって色んなジャンルに気軽に手を出せるのはウェアのいい所ですよね。
◆ネタバレつぶやき
キツネとか座敷わらしとかカッパとかケセランパセランとかもイラストにして欲しかった。ついでにクリア後の収集要素に『妖怪図鑑』(イラスト付きで)が欲しかったなぁ。出会うと詰むやつとか出会うと死ぬやつとかいるけど敢えてだな。
『カクノボタン』には吹かざるえない。一番小説の話的には笑えない結末だけど。
「西」と「東」の方向感覚がゲームでも皆無なせいで同じところをグルグル……何で小学生の常識でつまづくんだろう。
「豆」というワードで逃げなくてもいいじゃないか、オニ…
幽霊列車はとにかくバスの乗客はどこから来たんだろう。UFOからなのか?